【Kindle Unlimited】電子書籍『世界一やさしい「思考法」の本「考える2人」の物語』のレビュー
- 2019.04.29
- 電子書籍
- Kindle Unlimited, PHP研究所, レビュー, 世界一やさしい「思考法」の本「考える2人」の物語, 長沢朋哉

月額980円払えば、様々な種類の電子書籍が読み放題になるKindle Unlimited(アマゾン)。
私も加入してみたので、たくさん電子書籍を読んで、ついでに記録がてらレビューを書いてみようかなと思います。
今回読んでみた電子書籍はこちら!!
電子書籍名『世界一やさしい「思考法」の本「考える2人」の物語』
著者:長沢朋哉
出版社:PHP研究所
選んだ(読んだ)理由
- ビジネス・経済関連カテゴリーで1位だったから
- ビジネス書は難解で苦手だったので、「世界一やさしい」というフレーズに惹かれた
読了までにかかった時間
2時間
この電子書籍を一言で表すのなら
小説パートと解説パートでビジネス的な思考法を学べる本
管理人のオススメ度
★★★★★☆☆☆☆☆
今回の電子書籍のあらすじ(作品概要)
マーケティング部に異動となったマーケティング初心者の主人公が、新商品のチョコレートをどうやって消費者に売るか悩み、先輩と共に出した結論が社内プレゼンで社長に認められるサクセスストーリー。また、その成功に至る過程で実践的な「思考法」が何個か登場し、キリの良いところで「思考法」についての具体的な解説が入るので、物語を1冊読むと同時にビジネス的な「思考法」も学べるお得な本。
レビュー(良かった点)
小説部分だけ読めば、解説パート部分を読まなくともビジネス的な「思考法」についてなんとなく理解できるので、ビジネス書が苦手な人でも取っ付きやすいのは非常にgood。
本の大半を占める小説も、一般的な社会人に焦点をあてて書かれていたので、社会人の人なら非常に親しみやすい(親近感が湧く)ストーリーとなっているので読みやすい。
レビュー(ちょっと悪かった点)
小説とビジネス書を1つの本にまとめた結果か、それぞれ単品として見た場合どちらも弱いと感じてしまった。
小説部分は良く言えば日常系で読みやすいが、逆にいうと物語的な盛り上がりが乏しく少し退屈な印象。
主人公の他にも魅力的な登場人物が何人か出てくるが、ページ数が足りなかったのか「魅力的そうだなぁ」という印象だけで出番が終わってしまう。もうちょっと描いて欲しかった。惜しいなぁと思った。
ビジネス的な「思考法」に関しても小説部分を読めばなんとなく理解できるのは良い点だが、解説パートは小説を読んだ前提で進むので、おそらく解説パートだけ読んだ場合、ビジネス的な「思考法」についてあまり理解できないだろう。
個人的にビジネス書は必要な時に何回か読みなおせることが重要だと思っているのだが、この本の場合は「思考法」をもう一回思い出したい場合に小説からもう一回読む必要がある気がした。よってビジネス書としても少し物足りないかなぁ……と。
この電子書籍を特にオススメできる人・逆にできない人
特にオススメできる人
- 気楽にビジネス書を読みたい
- 社会人なら共感できる日常系小説が読みたい
逆にオススメできない人
- がっつりとしたビジネス書が読みたい
- がっつりとした小説が読みたい
というわけで、今回の電子書籍のレビューはここまで。
あくまで私個人のレビューなので、あしからずご了承ください。
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